前回七五三の話をしましたが、どうして今回
このような七五三にしたのかの裏話です。
(裏話というより、忘れないために残しておきます(笑))
七五三というと、割引がある夏のうちにスタジオなどで先に写真をとっておいて、
11月はお宮参りに行って、家族で食事というのが多いようですが、
私たち夫婦は、その”スタジオ”がずっと引っかかっていました。
娘がまだ6ヶ月のとき、出産祝いで全国的に有名な某スタジオの
記念写真の無料券をいただいたので行ってきました。
衣装は選びたい放題ですが、カメラマンさんがプロというより、
アルバイト?かと思うような感じで、出来上がった写真も、
その対応にも納得がいかず、夫婦そろって不満がいっぱい。
(たまたまその場所や対応してくださった方が悪かったのかもしれません)
また、前を向いての集合写真だけというのもつまらないので、
よい方法がないか思案し、
1日カメラマンさんとヘアメイクさんについていただき、
結婚式のようにできないか?と考えました。
それだったら多少お金がかかっても納得できるというのが
夫婦の考えでした。
幸い、ヘアメイクさんは結婚式のときからお世話になっている
私の担当さんが、出張もしてくださる方で、
こどもちゃれんじ(しまじろう)などの撮影のヘアメイクもされていて、
小さな子供の対応にも慣れていらっしゃる!
相談したら、私たちの考えに賛同してくださって、喜んで引き受けてくれました。
問題はカメラマンさん。。。
ネットで検索したら出張でこどもやファミリーを専門に
撮影している方もいらっしゃるのですが、まったく知らない方に頼むのも心配。
ただ、3歳児は大人とは違って動物に近いので(笑)
ジッとしていられないし、動き回るし、親だって撮影が大変。
カメラマンさんでも得意な分野は違うでしょうし、
どうやって探せば良いのか悩みました。
そこで思いついたのが、我家のカタログ撮影のときにお世話になった
カメラマンの皆様。
何人も我家にはカメラマンの方がいらっしゃっていますが、
その中でも一番私たちの気持ちを汲み取って気に入って写真を
撮影してくださったアクセスヘーベリアンのときにカメラマンさんに
お願いしたい!と思い、名刺を探しました。
ご本人に受けていただければそれが一番ですが、
無理だったら誰かをご紹介いただけないかということで、
私たちの気持ちを長々と綴ったメールを送ったところ、
なんと快く引き受けてくださったのです。
さらに、カメラマンの轟さんは人物の写真も得意とされていて、
娘と同じ年のお孫さんがいらっしゃって、
2世帯同居されていて、3歳児がどんな感じかわかっていらっしゃる!
ということで、この計画が実行できる目処がたちました。
(ちなみにこれをお願いしたのは3月。日程は5月には決定し予約しました)
<事前準備>
事前準備もがんばりました。
1)会場選び。
数年前ヘーベリアン友達のNaoさんが
お子さんの七五三の写真を年賀状で送ってくださって、
ステキな日本庭園にNaoさんもお子さんも
着物姿のとってもステキな写真を見て、
七五三は絶対に日本庭園で私も着物を着て
スナップ写真を!と思っていました。
近所で日本庭園がきれいな会食できる場所を探し、
実際に見学に行って予約しました。
3歳児なので、できるだけ、自宅、
神社(妊婦の時からお世話になっている神社で決定していたため)、
会食会場がそれぞれ30分以内で移動できる場所を選びました。
会食会場では、庭で撮影可能か、部屋で着替えも可能かなど、
あらかじめ撮影についても許可を得ておきました。
また、神社も撮影可能か確認しました。
フラッシュもOKだったのでカメラマンさんたちも大活躍でした。
2)当日スケジュール
一日の流れを作成し、カメラマンさん、ヘアメイクさんに渡しました。
ムスメは昼寝もするので、午前中が勝負。
朝はいつもと同じ時間に起きる設定で、12時ごろまでに
会食会場での撮影まではすべて終るようにスケジュールを組みました。
朝は、ヘアメイクさんが7時半、カメラマンさんたちは8時~
我家に来て下さって対応していただきました。
3)撮影について
集合写真も撮影していただきましたが、娘のスナップ写真を
いっぱいとって欲しいとお願いしました。
また、普段は撮影するばかりで、娘と主人が一緒の写真が少ないので、
それをなるべく撮影して欲しいと、コッソリお願いしておきました。
あらかじめ、どこで、どんな写真が欲しいかのリストを渡しました。
4)ヘアメイク
今回、私の母が着付けもできるので、
着付けは母にお願いし、ヘアメイクさんには、
ムスメの髪のセットとお化粧、ドレスに着替えたあとの直し、
私の髪のセットとポイントメイクをお願いしました。
着付けは基本は母で、母と武井さんの手が空いているほうが
お互いサポートしあう体制をとりました。
5)衣装
ムスメは初参りのときの着物があったので、
それを七五三ように直しにだしました。
(これが2万円とかなり高くてビックリ。。。)
草履や、足袋、髪飾りはお直しをお願いした呉服屋さんが、
私が通っていたお花の先生が働いていらっしゃるところだったので、
お祝いでプレゼントしてくださって助かりました。
今回使うかわかりませんでしたが、私たち姉妹が使った
子供用の帯も母が実家から持ってきてくれました。
機嫌よく撮影できたので、それも利用して着物で2種類の撮影ができました。
洋服(ドレス)はママ友のところから借りました。
洋服と、タイツと靴を借りて、アクセサリーは私のもの、
髪飾のリボンは私が手作りしました。
(といってもたいしたものではないのですが。。。)
6)日程について
本当は土日の方が仕事を休まなくてよかったのですが、
11月の土日は絶対に神社も料亭も混むので、
平日にお願いしました。
おかげで、神社はその時間貸切状態。
料亭も庭をほとんど貸切で使えて大正解でした。
7)その他
今年の夏は草履タイプのサンダルを購入し、草履に慣れさせました。
これはヘアメイクさんからのアドバイスや
ネットで検索して書かれていましたが、やっておいてよかったです。
ずっと履いていても嫌がらず自由に動き回ることができました。
↑つまり機嫌が悪くならないので撮影しやすい。
ヘアメイクさんにも事前に顔合わせさせました。
またカメラマンさんには写真を送っていただき、
ムスメに見せて、初対面という形ではないように慣れさせました。
(現在ムスメはとっても恥かしがりで、もじもじさんなので(苦笑))
当日の持物としては、
1.普段食べたことのないおやつ
2.飲み物(水)→お茶だとこぼしたとき着物が汚れるので
3.おにぎり
4.お手拭
5.気に入っているオモチャやぬいぐるみ
(ラム君大活躍!)
6.お友達の家から借りた初めて見るぬいぐるみやおもちゃ
7.着替え
また、カメラマンさんも下記を用意してくださいました
・ぬいぐるみやオモチャたち
・しゃぼんだま
・千歳餹(撮影用に餹は抜いて折れないようにダンボール入り)
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後は天気次第という感じでしたが、天気には恵まれ本当に安心しました。
本当は3歳のお祝いのときは、もっと簡単で良いと考えていました。
ところが実家に帰ったときに幼なじみと話をして、
7歳になるともう3歳のときのかわいさはないから、
3歳こそ着物を着せて絶対に写真を残した方が良いと言われ
我家の七五三計画がスタートしました。
ネットで検索しても今回のようなケースはあまり紹介されていなくて、
どうすれば良いのか試行錯誤。
でも、ご縁があって、ヘアメイクさん、カメラマンさんと
本当によい方に恵まれ、希望通りの1日を過ごすことができました。
準備はスタジオに行くよりかなり大変でした。
でも、手軽さよりも記念によいものを残したいというのが
夫婦の希望でしたので、こうやって本当によかったです。
また、ご協力くださった皆さんも同じ気持ちでやっていただけたので
本当によかったです。
後は出来上がってきた写真をだんなさんが1冊の写真集に
仕上げるという仕事がまだ残っていますが。
最後に、本当にご協力くださったカメラマンの轟さん、市村さん、堀さん
ヘアメイクの武井さん、本当にありがとうございました。